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PeerCast.org は2002年4月、ピアツーピア方式のインターネット放送用ソフトウェアを供給するための非営利サイトとして設立されました。このプロジェクトの目的は使いやすく、シンプルで信頼性のあるクライアント・ソフトウェアを開発し、高価なサーバやネットワーク帯域を使うことなしに、誰でもインターネット上でストリーミング放送をできるようにすることです。
PeerCastはインターネット放送局側にすべてのリスナーを受け入れるための帯域を用意する必要がないように作られているため、インターネット放送局に大幅なコスト削減をもたらします。56K
モデムを使いネットワーク全体に放送することだって可能です。
PeerCast はきわめて耐障害性の高いネットワークシステムです。中央サーバを必要とせず、すべてのユーザがストリームのクライアント、サーバ、あるいは放送局となることができます。放送者の匿名性も確保され、オリジナル・ストリームの発信者を特定できないようにもなっています。たとえば放送を別の国にある1台のPeerCastクライアントに送信し、そこからネットワーク全体に配信することも可能です。
PeerCast はストリームを直接、各種メディアプレーヤに配信することもできます。つまりPeerCastはShoucast/Icecastサーバの代替としてダイレクトなストリーム配信をおこなうと同時に、P2Pストリーミングを実行できるのです。
PeerCastクライアントはGnutellaのクライアントと同じ方式で動作し、ファイルのダウンロードではなく、ストリームの受信をおこないます。ストリームはユーザ間でリアルタイムに交換され、データはネットワークどのマシンにも保存されることはありません。
クライアント・ソフウェアはMozillaやInternet Explorerなどのブラウザで操作ができるWebインターフェースも備えています。このため、同じLAN内にいる人たちは自分のマシンにクライアント・ソフトウェアをインストールしなくても、ストリームのチャンネルを聴くことができます。オフィスにはLAN全体にストリームを供給するPeerCastクライアントが1台だけあれば良いのです。また、インターネット上にプライベートなネットワークを構築して、仲間内で音楽を楽しむこともできます。グローバルなPeerCastネットワークにつなぐ、つながないはあなたの自由です。

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